シンガポール一番のシンガポールスリング?ジン作りも体験できる最強のバー「ブラス・ライオン(Brass Lion)」をご紹介!

お役立ち

こんにちは!バガボンです。

早速ですが、皆さんはSINGAPORE SLING(シンガポールスリング)というのが何かご存知でしょうか?

シンガポールスリングとは、日本や様々な国々のバーでも提供されているシンガポール発祥の有名なカクテルです。

今回はシンガポールで一番美味しいシンガポールスリングを楽しめる場所をBRASS LION DISTILLERY(ブラス・ライオン)へ行ってきたので情報をシェアします。

そもそもシンガポール・スリングって?

一言でいうとシンガポール発祥のカクテルですが、その背景も知っていれば楽しみや味わいも一層増しますよね。ここでシンガポール・スリングに関しての豆知識を少し知っておきましょう。

まずは名前の由来として、シンガポールの夕焼けを「東洋の神秘」と称えたことで、シンガポールスリングが考案されました。

当初、シンガポールのラッフルズホテルのロングバーのバーテンダーが考案したカクテルだったのですが、当時のレシピは複雑だったのでロンドンのバーテンダーが簡素化した後、そのレシピが書籍に載り世界へ広まったようです。

こういった背景があり、実は世界中のバーで提供されるシンガポールスリングはラッフルズホテルで考案されたオリジナルのレシピではありません。

オリジナルは、ジンをベースに数種のリキュールとパイナップルジュース、ライムジュースなどで作られています。もともとは女性のためのカクテルであり、飲み口は爽やかであり酸味と甘味が舌に広がります。

このオリジナルレシピの発祥地であるラッフルズホテルにあるロングバーは、シンガポールを訪れた際に必ず行くべき観光地であり、オリジナルを一度飲んでみたい観光客が世界中から訪れます。

またこのロングバーではピーナッツが食べ放題であり、その殻をそのまま床へ投げ捨てるというのがココの伝統です。初めて来られた方は地面に投げ捨てられた殻を見て、本当にここがクリーンな国シンガポールなのか?と驚かれるはずです。

このロングバーで味わえるオリジナルレシピのシンガポールスリングは一杯38ドル程度という値段設定。正直安くないですが、バー内でライブミュージックもありますし、旅の思い出として一度は試されてみるのも良いかもしれません。

ただ、今回このロングバーのシンガポールスリングを超えるシンガポールスリングを見つけたので、そのシンガポールスリングをご紹介します。(全くの個人的主観ですが)

シンガポールでNo.1シンガポール・スリングを楽しもう!

シンガポールに来たからには、せっかくなので一番美味しいシンガポールスリングを楽しみたいですよね。あくまで完全なる個人的主観ですが、BRASS LION DISTILLERY(ブラス・ライオン)のシンガポールスリングがまさにそれです。

BRASS LION DISTILLERY(ブラス・ライオン)とは?

ブラス・ライオンはシンガポールにあるGIN(ジン)の蒸留所であり、主に東南アジアの植物を使いジンを作っています。独自のR&D研究所やハーブガーデンを持っており、22種類の植物から生み出したジンが代表作の”BRASS LION SINGAPORE DRY GIN”です。

ここではジンが飲めることはもちろんのこと、蒸留所ツアーやジン作り等、ここでしか体験でできないシンガポールの思い出を作る事ができる場所がブラス・ライオンです。

BRASS LION(ブラス・ライオン)への行き方/外観・内装

ブラス・ライオンは、シティから車で20分程度走ったところに位置します。

MRT(地下鉄)Pasir PanjangとLabrador Parkの中間あたりの所にあり、Habitat by Honestbeeというスーパーマーケット圏レストランの目の前にこぢんまりとしたオシャレな建物があり、そこがブラス・ライオンです。

火曜日から金曜日の5~8時まではバーでのジン・トニックが12シンガポールドル++のようです。

早速入り口へ入ると、大きな門の隣にライオンの銅像が出迎えくれてます。

ライオンと一緒に写真を撮った後、とてつもなく大きく格好良い門をくぐり抜けると、次は小さな金色のライオンがお出迎え。サングラスを掛けていて可愛い。

1階は醸造所らしく大きなマシンがあり扉を開けようと思いましたが、ココは立ち入り禁止のようでした。

2階にバーがあるようなのでそちらへ上がってみましょう。

おおっ!階段の踊り場の壁には大量のライオン型ドアノックがあります。照明も良い感じで全般的に格好良い!!

2階の扉はこんな感じ。ここのインテリアは最高です。

扉を開けてみると、、フワッとジンの香りが漂う部屋。見た目は少し会議室っぽい。

会議室の奥の部屋には、いくつかのテーブル席とバーカウンターがあります。一流レストランか一流ホテルのバーを思わせます。バーテンダーはかなりの男前。

バーカウンターを見てみるとブラス・ライオン製のジンボトルとドライフルーツの入った瓶がズラリと並べられています。

BRASS LION(ブラス・ライオン)のメニュー・早速オーダー!

メニューはこんな感じです。

    

ジンベースのカクテルがメインで、ジンが苦手な方にはビールもあり、色々と興味深いメニューがたくさんあります。悩みに悩んだ末、今回は下記4種類のカクテルをオーダーしました。

BRASS・LION(ブラス・ライオン)

まずは、彼らの店の名前が入ったカクテルがどれ程のものか試してみましょう!
見た目は完全に透明のジン・トニック。

おおっ!スッキリしてて非常に切れ味が良い!ふんわり爽やかな香りと適度な甘味が心地良い。コレは何杯でもいけてしまいそうなカクテルです。

メニューに材料の記載があったのですが、このFever-tree indian tonicが適度な甘味をもたらしてくれているようです。ジンやウォッカ等に使えるトニックだと思うので下記ご参照下さい。価格は170〜340円/本あたりで購入できます。



CURRY(カレー)

カレーの葉とレモングラスが入っているカクテル。カレーと聞いてパンチのある味かと想像。

しかし、実際に見てみるとレモングラスのインパクトの方が強い。飲んでみるとフワッとレモングラスの香り口に広がり、安らぎをもたらしてくれます。

カレーはEast imperial yuzu tonicを使っているとのこと。Brass Lionのジン・トニックメニューを見てみると個々のジン・トニックによって使用するトニックを変えているようです。トニックにもとてつもないこだわりを感じますね。

COCO CLOVER(ココクローバー)

インスタ映えする可愛いカクテルです。ラズベリーとココナッツシロップが入っているので酸味と甘味が強めな中にミルキーさが感じられ、特に女性にウケしそうな味です。

 

SINGAPORE SLING(シンガポールスリング)

さて、いよいよ大御所シンガポールスリングの登場です!

しっかり乾き切ったパイナップルとチェリーが泡の上に乗っかっています。正直、見た目はCOCO CLOVERの方がインスタ映えしますね。

さて、肝心のお味の方は、、、、、うまっ!!少し口に含んだだけで予想以上に美味しくて、本当に腰が抜ける寸前でした。酸味と甘味のバランスが完璧で、ここまで美味しいカクテルは最近出会っていなかったので飲んだ瞬間ビックリしました。

材料は、世界に知れ渡っているシンガポールスリングではなく、ラッフルズ・ホテルのロングバーの複雑なオリジナルレシピとほぼ同様の材料のようです。

ただし、オリジナルはホワイトキュラソーを使用しているのですが、ブラス・ライオンバーではCointreau (コアントロー)を使用しているところだけ違いがあるようです。

個人的にはオリジナルであるロングバーのシンガポールスリングを上回っている味だと感じました。是非行った際には試してみて下さい。

ブラス・ライオンでしか味わえない特別な思い出を作り

DISTILLERY TOUR(蒸留所ツアー)を楽しもう!

今回は時間の関係で体験出来なかったのですが、ブラス・ライオンでは蒸留所ツアーが45シンガポールドルで体験できます。

実際に蒸留所内を回りながらどのようにジンが作られているのか教えてくれる体験ツアーで、このツアー中にはウェルカムドリンクが出たり、3種類のジンが楽しめたりするようです。

蒸留所ツアーは45分間ツアーで、午後3時~と午後5時~の2スケジュールあります。注意点としてツアーの2時間前までにオンライン事前予約をする必要があるので、ツアー体験されたい方は事前予約をお忘れなく。

Gin Distillery Tour | Brass Lion Distillery Singapore
Get a glimpse behind the scenes of Singapore's first full-fledged working distillery and learn about how we create our flagship spirit, The Singapore Dry Gin.

GIN SCHOOL(ジン・スクール)で自分だけのジンを作ろう!

また、ブラス・ライオンではオリジナルのGINを作ることができる「GIN SCHOOL」(ジン・スクール)もあります。シンガポールで採れたハーブやスパイスの中から自分の好きなフレーバーを選び、”世界に一本だけのジン”を作ってみましょう。

また、作ったジンをボトルに入れて持って帰れるので、大切な方へのプレゼントにするのも良いですよね。まさかプレゼントが”あなたが作った世界に一本だけのジン”だと聞くと相手も喜ぶこと間違いナシ。

ジン・スクールは2.5~3時間程度のクラスで毎週日曜日の午後2時~開催されます。こちらも蒸留所ツアーと同じく2時間前までにオンライン事前予約をする必要があるので、参加されたい方は忘れず事前予約しましょう。

Gin School | Brass Lion Distillery
Brass Lion Gin School Our lab lets you craft your very own bottle of gin. Spend about 3 - 4 hours with us as we take you on an immersive gin distilling experien...

体験出来なくても大丈夫、お土産があります。

ブラス・ライオンで蒸留所ツアーやジン・スクールの体験が出来なかった場合でも、ジン・Tシャツ・トートバッグ・シェイカー・コースター等、彼らの独自製品があるので、お土産として持って帰ることもできます。

ちなみに僕もジンを一本思い出として買って帰る事にしました。

ジンボトルはこんな感じに紙袋で包装してくれます。

Brass Lion Distilleryの基本情報はコチラ↓
住所:40 Alexandra Terrace, Singapore 119933
電話番号:+65 6954 0602
営業時間:
火曜 – 金曜:17:00〜MIDNIGHT
土曜:14:00〜MIDNIGHT
日曜:14:00〜19:00

追加情報:ブラス・ライオンへ行く前にグルメを楽しもう!

ブラス・ライオンでジンを楽しむ前に美味しい物を食べてから行きたいという方にオススメできるのが下記のレストランです。

87 JUST THAI・・・ブラス・ライオンから徒歩5分。どの料理も全般的にレベルが高い人気のタイレストラン。
住所:87 Pasir Panjang Rd, Singapore 118510

MANHILL RESTAURANT(マンヒルレストラン)・・・ブラス・ライオンから徒歩5分。人気ヒルマンレストラン系列のペーパーチキンの有名店。


住所:99 Pasir Panjang Rd, Singapore 118517

Habitat by Honestbee(ハビタット バイ オネストビー)・・・ブラス・ライオンの目の前にあるスーパーマーケット圏レストラン。Asiarianさんの記事をご参考にしてみて下さい。

https://singapore.asiarian.com/habitatbyhonestbee-cashless-grocery-restaurant-cafe/
住所:34 Boon Leat Terrace, #01-01, Singapore 119866

それでは、”シンガポールのブラス・ライオンでしかできない体験””シンガポールで一番美味しいシンガポールスリング”(個人的主観)を楽しんでみてください。

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